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映画備忘録【ふきげんなブルックリン】

映画

ふきげんな過去

 2015年公開。上映時間120分。しょーもない退屈な日常に、アホらしいありえない非日常を上手く織り交ぜて独特のシュールな雰囲気を生み出していた。一歩間違えれば陳腐で退屈な映画だが、キャスト陣の名演と二階堂ふみの可愛さに救われた。舟から観える東京の夜景とアンビエントの様な音楽が美しかった。くだらなさの中に面白味を見出す能力を試される映画。

 北品川の食堂「蓮月庵」で暮らす果子は、死ぬほど退屈でつまらない毎日を過ごしていた。そんなある日、果子たち家族の前に、突如18年前に死んだはずの伯母・未来子が現れた。戸籍も消滅している前科持ちの未来子は、自分が果子の本当の母親だというが…。小泉今日子二階堂ふみW主演で贈る、可笑しくも切ないひと夏の物語。 

 

 

ブルックリン

 2015年公開。アイルランド、イギリス、カナダの合作。故郷アイルランドの片田舎から、ニューヨークのブルックリンに移住した女性の物語。田舎の閉塞感、不慣れな異郷での生活、大切な人の死、共感出来る点や心を揺さぶられる場面が多かった。姉の葬儀の為に帰郷した後、アイルランドに残るかブルックリンに戻るかの選択を迫られた際は私も自分の事のように考えさせられた。何れにせよ前途多難だろうが、彼女の選択は正しかったと思う。ヒロインの周りには次々と彼女を助けてくれる親切な人や優しい彼氏が現れ、若干都合が良過ぎる所もあったが、人物描写が非常に巧みで、ドキュメンタリーを観ているようだった。

『つぐない』のシアーシャ・ローナン主演によるドラマ。1950年代、アメリカにアイルランドからやって来たエイリシュ。高級デパートで働き始めた彼女は、新生活に戸惑いホームシックに。新しい恋と出会い、彼女は笑顔を取り戻すが…。